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当ホームページでは以前に、デジタル小電力コミュニティ無線(以下、デジコミ無線)IC-DRC1の通信検証を行いレビュー記事にてご紹介しました。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。
初心者でも簡単!免許いらず!NEWタイプ無線機を徹底検証!Part1
昨年、アイコム㈱から発売されたIC-DRC1をご紹介して以降、これに追随する形で11月初旬にアルインコ㈱からDJ-PV1Dが登場しました。デジコミ無線としては第二の機種です。
今回は、デジコミ無線の最初機種IC-DRC1とそれに追随したDJ-PV1の違いを含めて軽くご紹介したいと思います。
IC-DRC1とDJ-PV1Dとを簡単に比べてみると、いくつか相違点がありました。
まず見た目ですが、正直なところほぼ同じです。重さを比べても本体のみで約110gあり両機とも等しく、しいて違いを言えばアンテナと画面下部のステッカーの色が違うところでしょうか。
IC-DRC1は赤色なのに対し、DJ-PV1Dは青色になっています。(筆者は個人的に、アイコムは赤、アルインコは青のイメージがあったのでメーカーがわかりやすいと思いました 笑 )
デジコミ無線はまだまだ新しい規格の無線機です。この分野をより普及発展させる為、アイコム、アルインコ両社による共同の開発プロジェクトとして生まれた機種がこの2種という話があります。そのためよく似た見た目になったと思われます。仕様上の数字にも両機とも違いはないようです。実際に試してみないとハッキリわかりませんが、通達距離もほぼ同じといえるのではないでしょうか。
ちなみに、形がほぼ一緒であり同じデジコミ無線の規格であるので付属品のベルトクリップやアンテナは同様に使うことが出来るようです。
Sメーター表示機能というものがDJ-PV1Dにはあります。どういう機能かというと、通信した際どれくらいの強さで信号を受信しているのかがアンテナマークで詳細に表示させるというものです。通信で音声がきこえない場合でも電波を受信していればこのメーターが振れるのでわかります。アマチュア無線をされている方などには嬉しい機能かもしれませんね。又、音声受信設定機能は電波が近くまで来ているかどうか確認できます。この機能では受信の感度を選択できます。初期値の標準と「弱い」設定とがありますが、弱い設定にすると声にならないノイズのような信号を受信しやすくなるそうです。
このように、弱い電波であってもどの程度を受信しているかがわかれば遭難者の捜索時などでの位置特定に有効だと言われています。
筆者個人としてはDJ-PV1のSメーター表示機能を市街地で試してみたいと思いました。IC-DRC1の検証で通信が不調だった幾つかの場所の中でもその程度には違いがあると思うので、そこを詳しくDJ-PV1で検証したいです!
アイコムから発売されたデジコミ無線機IC-DRC1の後継機となるIC-DRC1MKⅡが登場しました。昨年、アルインコからデジコミ無線DJ-PV1が発売された後の、2019年12月上旬頃から発売を開始した本製品。IC-DRC1とは異なる新型スピーカーを搭載し、新アンテナによる更に安定した通信、回転式の新ベルトクリップの採用といった変更が加わったようです。
以前にご紹介したIC-DRC1レビュー記事内でお伝えした通り、後継機IC-DRC1MKⅡの登場に合わせまして今後、製品を実際に使い通信検証を行います。
近日、IC-DRC1MKⅡの徹底検証の結果をお伝えする予定ですのでぜひご覧ください。
現在公開中>新登場デジコミ無線 IC-DRC1MK2 徹底検証 part1
現在公開中>IC-DRC1MK2 通達距離 徹底検証 part2
近日公開>IC-DRC1MKⅡ検証結果 part3
これまでの検証記事は下記のリンクからご覧いただけます。
「初心者でも簡単!免許いらず!NEWタイプ無線機を徹底検証!」
「IC-DRC1レビュー 取得したGPSの座標をGoogleマップや地理院地図で見る」
弊社ではアイコム製IC-DRC1MKⅡ、アルインコ製DJ-PV1ともにお取扱い可能です。
その他にも各種無線機メーカー製品もお取扱いをしております。
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