戸田川緑地防災大会に松栄電子工業が参加しました

以前に当ホームページ内で告知しました「農業文化園・戸田川緑地de防災大会」につきまして、今回は出展報告と題し、防災大会当日の模様をご紹介したいと思います。

「農業文化園・戸田川緑地de防災大会」は、10月14日土曜日の午前に開催されました。

今回のイベントは、戸田川緑地での防災大会開催という初の試みということで、地元協力企業などの約15団体の体験ブース展示、防災五種競技などのレクリエーション、3名の講師による特別講演など内容盛沢山の催しとなりました。当日は晴天にも恵まれ多く方にご来場いただきました。

開会式では河村名古屋市長の来賓挨拶に多くの来場者が農業科学館前へ集まっていました。

皆さんスマホや手持ちのカメラを片手に注目してお話を聞かれていて、当社のカメラマンも人の間を縫いつつチャッターを切っていました。

主催者挨拶には株式会社山田組の山田取締役会長から
「この機会に、防災について楽しく学び情報共有をしてもらい、いざという時に備えてほしい」と防災大会の目的についてお話されていました。

会場内での催し物

当日は農業科学館の周辺と南地区芝生広場にて各所の展示が行われました。
弊社は農業科学館前の端側にあるテントブースで展示を行いました。
以下、展示内容についてご紹介します。

止水板「みずからまもる君」の水槽内デモンストレーション

パッと目に入る赤と黄色の板は、通りかかった多くの方の目に留まったようで開口一番に「これは何ですか？」「どういったものですか？」という声が多い印象でした。皆さん共に”土のう”はご存知のようですが止水板ときいてあまりピンと来ていないようでした。

止水板は、土のうの代わりに使え洪水等に備えて水をせき止めることができる製品とご紹介しました。

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各種無線機(トランシーバー)の展示

弊社にて導入実績のある無線機を実際に触っていただけるよう展示しました。免許を持っていない方でも使える特定小電力無線機、デジタル簡易無線機(登録局)、デジタルコミュニティ無線機の3種類をご紹介しました。

無線機を触ったことのない子供さんや主婦の方々も実際に手に取って通信の体験をしていただきました。

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弊社製品「事業所内無線放送システム」の展示・導入事例紹介

弊社の自社製品である事業所内無線放送システムは、トランシーバーから箱型の放送器へ無線で放送がかけられる製品です。この製品の開発経緯が、津波から放送者が逃げ遅れてしまうという事態を無くしたいというものであり、今回の防災大会でぜひご紹介したいと思い展示いたしました。おかげさまで自治体・一般企業工業等で導入いただいています。

当日は、実際に製品を使い案内放送をかけ弊社展示ブースの宣伝をしました。

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自治体・町内会・自主防災組織への防災目的システムの導入事例紹介

弊社ホームページ内でも公開している防災関連の導入事例についてサイネージでの紹介を行いました。自治会での運用方法についての提案から導入までの流れ、製品をどのように運用しているかなど具体的な使い方のヒントになるような記事をご紹介しました。

今回の展示は当社にとっても初の試みで営業担当の若手社員を中心に参加させていただきました。止水板の水槽デモ展示では多くの来場者に足を止めて頂くためにおもちゃのアヒルちゃんを浮かべて展示を決行しました。(絶対にすくえるポイで取ることができた方に1体プレゼント)

余談ですが、

100体のアヒルちゃんに浮かんでもらい始まった今回の止水板の水槽デモ展示ですが、
防災大会が終わる頃にはみんな無事にもらわれて行きました。
今頃は各ご家庭のお風呂でプカプカ浮いていることでしょう・・・。

ちなみに
会場となった戸田川緑地のフラワーセンター内の水場にもアヒルちゃんが浮いているそうなので皆さん会いに行ってみてください。

展示ブースも含めた交流ブース体験の横では非常食体験の五平餅づくりが行われていました。
当社の社員も何名か参加しましたがとても美味しかったそうです。(私へのお土産分はありませんでした･･･)
当初は180組限定の受付でしたが、当日の大好評につき更に追加して250組の売上とのことでした。

今回、防災大会に際して弊社でもノベルティとしてオリジナルデザインのウェットティッシュを配布しました。

決して狙っていたわけではないのですが、ちょうど弊社ブースが五平餅づくり体験コーナーの横という位置関係でしたので多くの方にウェットティッシュを使っていただけました。大変良い宣伝になったのではと思っています。(五平餅ありがとう)

今回の開催場所が公園ということもあり、小学校低学年くらいまでのお子さん連れのご家族やペットのお散歩ついでに立ち寄っていただいた方が多く見られました。

防災の意識を高め、いざという時に備える為の防災大会ではありますが、こうして楽しい行事として来場者の皆さんの記憶に残れば幸いです。

まとめ

今年の秋は朝晩と昼間の寒暖差が大きく、例年よりも体調管理に気を使わなければと思うと同時に各地で多くのイベントが開催される時期でもあります。

弊社は国土交通省の災害支援関係で衛星通信車などの災害対策車の派遣・運用をすることがあるのですが、そんな災害対策車が引っ張りだこになるのがこの季節です。どこで引っ張りだこなのかというと防災関係のイベントや防災訓練での展示です。

今年は関東大震災から100年という一つの節目になる年でもあり各地で防災関係の展示が行われています。

兼ねてより、弊社では”防災・減災”をテーマにお取引先への製品提案をさせていただいています。このテーマに則った新たな試みとして、今年から展示などの催しでも弊社製品をより積極的にPRしていくという目標を立てました。

そしてこの度、展示の第一段として松栄電子工業㈱は「農業文化園・戸田川緑地de防災大会」への出展参加をする運びとなりました。

若手社員を中心に参加した今回の展示ですが、それぞれに新たな課題を見出すことの出来た良い機会と感じております。今度も様々な展示会でのPR活動を通じ新たな提案につなげていけるよう社員一同精進して参ります。

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