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クレーン無線操縦装置(以下テレコンとする)の確実な運用を確保する為、工場内設備から
発生するノイズ、外来からの電波及びノイズを測定し、テレコンへの影響等について検討し、最適な周波数を選択又は、選択した周波数を確認する為の調査です。
工場内では次のような状況が発生する可能性があります。
工場内の特定設備が稼動したときにノイズが発生する。※1
他の無線装置で使用している周波数と混信してしまう。※2
近隣の工場で使用している電波が飛来する。
テレコンは無線電波を使用しています。
強力な妨害電波やノイズを受けると安全の為にクレーンを停止しますので、電波やノイズの状況によってはテレコンの運用に支障がでる可能性があります。
当社では次のような構成で測定を行っています。
ダイポールアンテナ
・測定用の受信アンテナです。
・測定する周波数にアンテナ長をセットします。
プリアンプ
・微弱な電波を増幅し、測定しやすくします。
電界強度測定器
・電波やノイズの強さ(レベル)を測定します。
レシーバ・レコーダ
・テレコン導入予定の周波数や特定の周波数の1波にセットします。
・レシーバにて受信したデータをレコーダに出力します。
・レコーダにて測定データを記録します。長時間の記録が可能です。
スペクトラムアナライザ
・テレコンで使用する周波数帯域をスプリアス波形で観察します。
現地では、測定器の電源としてAC100V電源をお借りします。
測定器は工場のご担当者様とご相談の上、業務の妨げにならない場所に設置し、安全には十分配慮し測定を行います。
測定後には、測定日時、測定場所の概略図、測定データ、所見等をまとめた電波調査報告書を提出します。
以上、当社が行っている電波調査についてご紹介しました。
電波調査に関するお問合せは、問合せフォームやお電話にてお気軽にお問合せ下さい。
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