8:45~17:30 土日祝定休
近年、熊による人的被害は全国的に急増しており、過去最多クラスの被害が記録されています。被害の背景には、熊の生息数増加や人慣れに加え、山の実りの凶作によるエサ不足が重なり、人里への出没が相次いでいることがあります。
人身被害:頭部や顔面を深く引っかかれたり、かまれたりする大けがが多く、最悪の場合は死亡に至ります。
農業被害:カキなどの果樹やトウモロコシ、水稲の食害、さらには養蜂箱の破壊などがあります。
林業・財産被害:人工林のスギやヒノキの樹皮を剥ぐ食害により、木が枯死する被害が発生します。
・全国の被害者数:環境省の発表によると、全国の被害者数は238人(うち死亡者13人)となり、過去最多を記録しています。
・「命に別状なし」の裏にある深刻な現実:報道では、「命に別状なし」とされても、顔面の裂傷、失明、嗅覚の喪失など、被害者のその後の人生を大きく変えてしまう重い障害や長期間の治療を余儀なくされるケースが報告されています。
エサ不足:ブナやドングリなどの木の実が凶作・大凶作になると、代替となる食料を求めて市街地に現れます。
人慣れ、学習:人里にある生ごみや放置された果実(カキや柿など)、ペットフードなどの味を一度覚えると、繰り返し出没するようになります。
行動範囲の拡大:生息域の環境変化や個体数の増加により、人間が生活するエリアとの境界が曖昧になっています。
警戒と予防:山や林の近くを歩く際は、熊鈴やラジオなどを携帯し、人間の存在を早く知らせることが大切です。
ゴミや残飯の管理:生ごみ、不要になった果樹の実は放置せず、熊を引き寄せる要因を徹底的に排除します。
遭遇時の対応:熊を見かけたら静かに立ち去り、背中を見せて走って逃げないことが重要です(走るものを追う習性があります)。万が一襲われそうになった場合は、両手を首の後ろで組んで頭と首を守り、うつ伏せになって地面に丸くなり、顔や腹部、頸動脈を守る姿勢をとります。
カテゴリー
カテゴリー