松栄ブログ 松栄ブログ

紙?Kindle?YouTube? 技術者の学び方、結局どれが一番“身になる”のか

松栄ブログ

技術者が読んでいる本はどんなもの?

そもそも、どのくらいの人が読書をしているのか

読まない人が6割超…それでも技術者が“本”を手放せない理由

皆さんは普段、読書をしていますか。

まずは読書に関する統計データを確認してみます。

文化庁が実施している「国語に関する世論調査」では、毎年、読書に関する意識や実態が調査されています。

本記事作成時点での最新版は令和5年度版で、調査対象は16歳以上です。

同調査の

「Ⅲ 読書と文字・活字による情報に関する意識」によると、以下の結果が示されています。

 

1か月に読む本の冊数について

「読まない」と回答した人が62.6%

読書量が減っている理由(※複数回答)

情報機器(スマホ・ゲーム機など)に時間を取られる:43.6%

仕事や勉強が忙しく、読む時間がない:38.9%

1か月に読む本の冊数「読まない」62パーセント

小説なのかビジネス書なのかまでは分かりませんが、

そもそも本にほとんど触れていない人が多いという傾向は、データから読み取れます。

 

技術分野は特に「学び続ける」必要がある

当社は電子工業分野において、

電気通信工事や電子機器の設計・開発・販売を行っています。

社内の部門構成は、

技術部、営業部、設計部、管理部、総務部などに分かれており、

それぞれ求められるスキルや資格も異なります。

私は設計部(技術分野)に在籍していますが、

技術(テクノロジー)分野の進歩は非常に早く、

近年ではAIの劇的な進化などもあり、常にキャッチアップが必要な状況です。

 

技術者はどんな本を読んでいるのか

では、技術分野に属する人はどのような本を読んでいるのでしょうか。

私自身は定期購読している雑誌はありませんが、

月に1回程度、本屋をチェックし、必要に応じて購入するようにしています。

よく目を通しているのは、以下のような定番誌です。

  • 『トランジスタ技術』(CQ出版)
  • 『インターフェース』(CQ出版)
  • 『電気と工事』(オーム社)

 

書籍情報の収集に役立つサイト

雑誌以外では、

技術評論社が運営する「電脳会議」というサイトもチェックしています。

以前は紙媒体で郵送されていましたが、

ペーパーレス化の流れにより、2024年12月発送分をもって紙版は終了しました。

電脳会議では、

技術系を中心に、幅広い分野の書籍情報が掲載されており、

技術者にとって参考になる情報源の一つです。

 

技術書は「最初から最後まで読まなくていい」

技術系の書籍は、自分の業務に直接関係のない分野の内容も多いため、

一冊を最初から最後まで読破することはほとんどありません。

  • 必要だと思う箇所だけを読む
  • 重要な部分には付箋を貼る
  • その時点で終了

という読み方が中心です。

「もったいない」と思われるかもしれませんが、

自己投資をケチるほうが、むしろもったいないと考えています。

 

電子書籍と紙の本、どちらが良いのか

最近は、

「本屋に行かなくても電子書籍で十分では?」

と考える人も多いでしょう。

私自身も Kindle Unlimited を契約しており、

電子書籍から情報を得ることもあります。

それでも、なぜか「紙の本がいい」と感じるのは、

単に昔ながらの考え方なのかもしれません。

 

動画学習という選択肢もある

近年は、

本だけでなく動画で学べる環境も充実しています。

  • 無料のYouTube
  • 有料のUdemy(技術系コンテンツも豊富)

私もUdemyの講座をいくつか購入し、視聴しています。

 

本と動画、どちらが身につきやすいのか

どちらが良いとは一概に言えませんが、

私の実感としては、特にYouTubeの場合、

  • 流し見してしまう
  • 「分かった気になっているだけ」になる

ことが多いと感じます。

その点、本を読むほうが負荷が大きく、結果として記憶に残りやすい印象があります。

(無料YouTubeは広告で集中力が途切れる点もあります)

 

読書は義務ではないが、若手には勧めたい

読書をする・しないはあくまで個人の自由であり、

読書している人のほうが偉い、できる、というわけではありません。

ただし、

若い社員の方々には、ぜひ読書を通じてスキルアップに取り組んでほしい

というのが正直な思いです。

関連記事

最新の記事

  • 松栄ブログ

    紙?Kindle?YouTube? 技術者の学び方、結局どれが一番“身になる”のか

  • 松栄ブログ 防災・減災

    多言語対応が命を守る防災へ

  • お知らせ 防災・減災

    中部ライフガードTEC 2026に出展します|事業所内無線放送システム・防災製品を展示