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今年も暑い夏が近づいてきました。
すでに6月にもかかわらず、各地で35℃以上の猛暑日が観測され、群馬県桐生市では最高気温35.4℃を記録し、6月1日時点では2026年全国で最も暑い日となりました。
このように気温が上昇する季節に注意すべきものの一つが「電池のトラブル」です。
近年、ニュースなどでも頻繁に取り上げられているのが、リチウムイオン電池の発火事故です。
例えば
車内に放置したモバイルバッテリーが破裂
携帯型扇風機が発火
落下後の電池から発煙
など、身近な製品での事故が報告されています。
実際、消費者庁でも「高温環境下では電池の化学反応が活発化し、発火リスクが高まる」と注意喚起されています。
特に車内は短時間で高温になるため、放置は厳禁です。
リチウムイオン電池は現在、さまざまな製品に使用されています。
スマートフォン・ノートパソコン
電動工具・電子タバコ
電気自動車(EV)
無線機・テレコン(当社製品含む)
また当社製品でも用途に応じて電池が使い分けられています。
| 製 品 | 使 用 電 池 |
| ハイパーテレコン | ニッケル水素電池 |
| ハンディRⅡ | ニッカド電池 |
| ハンディS | リチウムイオン電池 |
| 集音器デカ音くん | アルカリ乾電池またはニッケル水素 |
| 集音器フォンテック | アルカリ乾電池 |
このように、用途に応じて最適な電池が選ばれています。
リチウムイオン電池は非常に便利な電池です。
◎メリット
メモリー効果がない
小型でも容量が大きい
長時間使用できる
▲注意点
高温・低温に弱い
満充電状態での長期保管は劣化の原因
衝撃・粗悪品による発火リスク
特に夏場は温度による劣化・事故リスクが高まりやすいため、
「正しい使用」と「保管」が重要です。
近年、防災やポータブル電源の分野で注目されているのが
”リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)”です。
通常のリチウムイオン電池と同じ「リチウムイオン電池の一種」ですが、
その特性は大きく異なります。
リン酸鉄(LiFePO4)は化学的に非常に安定しており、熱暴走が起きにくく、発火・爆発リスクが低いのが大きな特徴です。
また、高温時でも酸素を放出しにくいため、燃焼につながりにくい構造です。
→夏場や防災用途に適した電池といえます。
一般的なリチウム電池と比べて
2,000回以上、製品によっては3,000~5,000回以上の充放電が可能です。
→長期間の使用でも劣化しにくく、コスト面でも有利です。
電気の減りが少なく、長期保管にも強いため
非常用電源・防災備蓄として最適です。
一方で以下の点には注意が必要です。
エネルギー密度が低く、やや重い
低温環境では性能が低下
ただし、安全性を重視する用途では大きなメリットになります。
これからの季節、電池の事故は決して他人事ではありません。
特に
車内放置
衝撃
粗悪なバッテリー使用
などは重大事故につながる可能性があります。
その中で、
より安全性の高い電池を選ぶという視点も重要です。
✔ 一般用途 → 従来リチウムイオン
✔ 安全・防災・長寿命 → リン酸鉄リチウムイオン
用途に応じて、適切な電池を選びましょう。
電池は私たちの生活を支える重要な存在ですが、使い方を誤ると大きな事故にもつながります。
これから本格的な夏を迎えるにあたり、
取扱説明書の確認と正しい使用を心がけましょう。
そして、より安全性の高い選択肢として「リン酸鉄リチウムイオン電池」もぜひ知っておいてください。
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