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140MHz帯で500mW出力の免許も資格も不要な無線機が販売され、
当社のホームページへIC-DRC1の検索で訪問されている方が多いようです。
カタログでは通話距離が市街地で約500m、郊外で2km程度の範囲が目安とされています。
特定小電力の無線機と比較して、周波数は低く高出力のため通話エリアの範囲は広く確保が可能です。
電波は光と同じように伝わりますので、障害物がある場合には遮蔽され、屈折して伝達され大きく減衰します。
光は空気中の不純物等にて大きく減衰しますが、電波は見通せれば通達の距離は延びます。
この無線機IC-DRC1の特徴としては、固定用のアンテナを外に上げることができます。
一昨年にはラディックスより、いち早く固定局アンテナが販売され、昨年には第一電波工業からも販売され、車載用のアンテナも販売されています。
固定局、基地局が外部に、より高い位置にアンテナを設置することで見通しの範囲が広がり通話距離が延びます。
例えば、地区の集会場の屋上あるいは屋根の上に設置し、町内の通話をカバーし、災害時の通信手段とすることが可能ですし、
避難場所など高い建屋の屋上に設置し、広範囲の通話エリアを確保することが可能です。
地区の自治会、自主防災会などで災害時の連絡手段のことはあまり聞くことがありません。
これは携帯電話の復旧にて連絡が可能であると思いがちですが、いざ災害時には多数が携帯基地局を利用することで、繋がらないことが考えられます。
2000年の東海豪雨の時には災害支援の現場と全く連絡が取れない現状を実感しています。
その当時から携帯電話の通信も改善されており、また今年4月から5Gが整備されることで若干は解消されるものと思いますが、
完全に全携帯電話の通話を確保することができませんし、携帯電話は1対1の通話です。
無線機は多人数に一斉に連絡できるメリットがあり、近くの無線を受信することで支援することも可能です。
地区の自治会、自主防災会などで災害時の連絡手段の確保を一度ご検討していただければと願っております。
関係ページ
製品紹介 「IC-DRC1」
IC-DRC1レビュー
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