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資格紹介 陸上特殊無線技士

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陸上特殊無線技士について詳しく解説

今回は、陸上特殊無線技士の資格について詳しくご紹介します。

弊社では、社員がまず初めに一級陸上特殊無線技士(一陸特)の資格を取得し、その後、第二種電気工事士の資格を目指す流れが一般的です。

この一級陸上特殊無線技士の資格は、弊社が機器の保守などの仕事を請け負う際に必要となることが多いため、非常に重要です。一級以外にも二級、三級の陸上特殊無線技士がありますが、合格率が最も低いのは一級です。そのため、一級が難しいと感じる方は、三級や二級から勉強を始めるのも良い方法です。

さて、そもそも第一級陸上特殊無線技士とはどのような資格なのか、少し詳しく説明したいと思います。この資格は元々、特殊無線技士(多重無線設備)と呼ばれていました。名前の通り、多重無線設備を扱うための資格です。

第一級陸上特殊無線技士の操作範囲

電波法施行令第3条によると、第一級陸上特殊無線技士の操作範囲は以下の通りです。

  1. 陸上の無線局の空中線電力500ワット以下の多重無線設備(多重通信を行うことができる無線設備でテレビジョンとして使用するものを含む)で、30メガヘルツ以上の周波数の電波を使用するものの技術操作。
  2. 前項に掲げる操作以外の操作で、第二級陸上特殊無線技士の操作範囲に属するもの。

つまり、第一級陸上特殊無線技士の資格を持つ方は、第二級および第三級の陸上特殊無線技士の操作範囲に属するものも操作可能です。

弊社では、通信機器の設置工事や保守を多く請け負っているため、この資格の重要性は非常に高いです。

資格取得の方法

第一級陸上特殊無線技士の資格を取得する方法としては、国家試験に合格する方法のほか、養成課程を修了する方法や、指定の学科を大学や高校で履修する方法があります。国家試験の場合、無線工学と法規の試験に合格する必要があります。

以上が、陸上特殊無線技士の概要とその重要性についてのご紹介です。資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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