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災害がいつ起こるかわからない現代において、命を守るために私たち一人
ひとりができることは何でしょうか?この記事では、災害時に欠かせない「公助」だけでなく、近年注目を集める「自助・共助」の役割とその重要性について、具体的な事例を交えて解説します。
まずは「防災拠点」とは何か、簡単にご説明します。総務省消防庁は、防災
拠点を以下のように定義しています。
「平常時には防災に関する研修や訓練の場や地域住民の憩いの場などとなり、災害時には防災活動のベースキャンプや住民の避難地となるもの」
つまり、防災拠点は日常的な地域活動の場であり、いざという時には命を守るための重要な拠点となる場所です。防災公園などはその代表的な例で、普段は地域住民が集まる憩いの場として利用されますが、災害時には避難所や救援活動の拠点として機能します。
防災拠点には、役割に応じて3つのタイプがあります。これらを理解しておくことは、自分や家族の命を守るために非常に重要です。
阪神淡路大震災での教訓を振り返ると、「自助・共助」がどれほど重要かがわかりま
す。この災害では、3万5000人が生き埋めになりました。そのうち約8割が地域住民の手で救助されました。この事実から災害時に頼りになるのは、まず自分自身と、次に近隣の人々であることを示しています。
最近では、南海トラフ巨大地震などの発生が懸念されており、国や自治体だけでなく、地域住民が主体となった防災対策が急務となっています。
道の駅や公民館、集会場といった地域の施設が、防災拠点として整備され、防災備蓄倉庫や発電機、無線機などが設置されるなど、地域レベルでの防災対策が進んでいます。
私たちの会社も、岐阜県可児市や秋田県鹿角市の自主防災組織にデジタル簡易無線機を納入し、地域の防災活動に貢献しています。このデジタル簡易無線機は、災害時に携帯電話が不通になった際でも通話が可能で、地域の集会場同士を無線通信ネットワークで結ぶことができます。
防災拠点の整備とともに、「自助・共助」の精神を育てることが、私たちの命を守るために大切なことです。いつかではなく今、防災について考えていくことが大切です。
必要不可欠です。あなた自身の行動が、地域の未来を守る力となります。ぜひ、今すぐできることから始めてみましょう!
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