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エアコン消し忘れ対策をDIY――技術屋の製作奮闘記

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100円ショップ商品でエアコン消し忘れ対策 技術屋が作ってみた

 

ある時、エアコンの消し忘れで朝まで付けっぱなし・・・。

当時はその一件での電気代が気になり何とかできないかと策を考えました。

市販の対策器具がないか探しましたが見当たらなかったため、家にある部品を使ってDIYすることに。

以前のブログにてアイディアをご紹介しましたが、

製作して以降うまく動作しているので、今回は製作に奮闘したことをお伝えします。

前回の紹介記事:

(エアコンの消し忘れを防ぎたい! 技術屋ならではのアイディア )

エアコン消し忘れ対策DIY、技術者、松栄電子工業

 

100円ショッブ商品のセンサーを利用

 

最初にエアコンの吹き出口の開きを検出するセンサーですが、

100円ショップで購入し扉を開くとLEDライトを改造しました。

エアコン消し忘れ対策DIY

写真1:マグネットが近づく接点が閉じるリードスイッチを基板より切断し、マグネットが入っているケース側に実装しました。

 

エアコン消し忘れ対策DIY、松栄電子工業

写真2:カットしたリードスイッチ部

 

エアコン消し忘れ対策DIY、松栄電子工業

写真3:マグネットケース部よりマグネットを取り外してリードスイッチ部実装します。

 

エアコン消し忘れ対策DIY、松栄電子工業

写真4:カットしたリードスイッチをマクネットケース側に実装

 

【写真4】がカットしたリードスイッチをマクネットケース側に実装して、接着剤で固定し、ケーブルを接続したところです。

ケースは数年前に購入したものでて黄色っぽくなっていますので、白色の彗星塗料を塗布しました。

マグネットはエアコンの吹き出口のシャッターに両面テープで固することとし、このマグネットも違和感がないように白色で塗布しました。

検出部はパナソニックのマグネットスイッチやタキゲンのドアスイッチ等を使用することができますが、「もったいない精神」であるものを流用して製作しました。

 

 

報知部をつくる

 

報知部は20年程前に購入したフォトトランジスセンサーを使用して、蛍光灯の消灯を検出しました。単体では感度不足のため、ダーリンと接続したトランジスターにて検出の感度を上げました。

壊れた温風ヒーターより外した圧電ブザーを使用しようとしましたが圧電ブザーではなく単純なブザーでしたので、以前に使用経験のあった大きめ目の圧電ブザーを渋々新たに購入しました。

報知部の内部の写真です。

エアコン消し忘れ対策DIY、報知部、松栄電子工業

写真5:報知部の内部

コントロールは8ピンのワンチップCPU、PICをしてプログラムを作成しました。

 

こちらが完成の写真です。

エアコン消し忘れ対策DIY、松栄電子工業

写真6:完成

【写真6】上部:

検出部でエアコンの吹きだし口のシャッター部に固定したマグネットと、本体側に固定したリードスイッチのセンサー部です。

 

【写真6】下部:

報知部の左側が照明の消灯を検出するセンサーで右側が圧電ブザー同期して高輝度の赤色LEDを点灯させました。

 

制御ソフトの製作奮闘記

ここからはソフトの奮闘記です。

光検出のセンサーが状態変化で割り込みを発生させ

スリープ状態から処理を実行させようとしましたが、

割り込みの状態変化検出用の内部の保持回路(ラッチ)が変化せず、照明をONしたことを検出できませんでした。

 

参考資料や雑誌、英文のマニュアルを見ましたが、プログラムでは問題がなく、ラッチとスリープのタイミングではと推測しますが、どの資料にもこのような記載がなく断念しました。

そこで、割り込みの処理を使用せず、メインルーチンでスリープさせ、照明センサー状態の変化を検出してプログラムを起動させるように変更しました。

 

プログラムは照明がOFFになってエアコン吹き出し口が開いていれば、エアコンがONとなっていることで、アラーム音を発生させ、LEDを点滅させるものです。

通常は正常に動作しているか?電池の消耗がないか?を確認するために、照明がONになったことでブザーを2回鳴動させ、照明がOFFになったことでブザーを3回鳴動させます。

 

 

完成してその後

 

完成してから4か月ほど使用した時点では、電池の消耗で交換することなく、動作は良好。

また、エアコンの消し忘れもなく、少しはCO2排出削減に貢献したかも?しれません。

 

ちょっとした「発想」と「もったいない精神」で物が生まれ、世の中にないものが完成して大変満足しております。

このセンサーと報知部は戸にも使用することができます。例えば、夏に、戸を開けたままで就寝することを防止することにも利用できます。

これからもモノづくりを楽しみつつ社会貢献していければと思います。

 

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