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筆者が原稿を書き始めたころは緊急事態宣言が発令されていましたが、緊急事態宣言は解除され、まん延防止等重点措置に移行しました。
コロナ禍の中で仕事のやり方が変化しつつある中において、在宅勤務やテレビ会議などの場所を選ばないいわゆるテレワークで仕事することも増えたのではないでしょうか。
実際私自身も打ち合わせするときは、テレビ会議などを使用して打合せすることもあり、遠方のメーカーさんとの打ち合わせであってもそれぞれの場所で行えるため便利とは感じていました。しかし実際に使ってみるとメリットばかりではありませんでした。
今では当たり前のように打ち合わせとなると「じゃあ、テレビ会議でやりましょう」となりますが、仕事を進める中で商談、内容を詰めていく段階になるときです。
今までは(コロナ禍前)客先で対面で話を進めるため、相手の表情もごく当たり前に認識しながら話をしてきました。
ところがテレビ会議の場合は対面で話す場合より顔の表情は認識しづらい状況です、それにタイムラグもあり話すタイミングがずれたり、間が出来たりし会話のキャッチボールがうまく成り立たない場合もあります。
そのため意思疎通がしづらく、同じことをもう一度話したりすることも多いです。
これが2度3度と続くのでやりづらく感じ、客先でご担当者等に相談すると同様の思いを感じているそうです。
まだテレビ会議に馴染んでいないということもありますが、直接相手の顔を見てやり取りすることで相手のリアクションなども把握でき、細かい部分を詰めていくとなるとテレビ会議だと難しいところもあるといったのが正直なところです。
勿論このような状況なので、移動することなく打ち合わせすることが出来るのは大変便利ですが、直接打ち合わせするほうがうまくいく部分もあるなと実感しました。
この先、非対面によるテレビ会議がもっと浸透することで進行がスムーズに行えるようになったり、システムの発達や数十年後はバーチャルリアリティーなどの映像技術の発達でより臨場感が増しこの不安も解消されるかもしれません。
しかし個人的には今はまだまだ直接訪問による打合せも状況によっては選択肢に入るなあと思います。新型コロナウイルスの流行状況や打ち合わせの進捗状況等含めてうまく使い分け出来ればと思います。
余談ではありますがテレビ会議とWEB会議は実は違うもので、専用の機械をテレビやプロジェクターにつないで行うものを「テレビ会議」パソコンやタブレット・スマートフォンを使って行うものを「WEB会議」と呼ぶようです。
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