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最近はアマチュア無線を始めても直ぐに辞めてしまう、長続きしないといった話を聞きます。
そんな方は無線を趣味とすることが楽しくなかったのかなって思ったりしますが本当に楽しくなかったからやめてしますのでしょうか?それとも別の理由があるのではと思います。
長続きしない原因の一つだと思ったのが、私自身1回遭遇したQSLカード交換強要問題。
QSLカードは交信したことをお互い証明したカードです。
以前のブログでも紹介しましたが、これを多く集めたりするのもアマチュア無線の一つの楽しみ方です。
交換するにはJARL( 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の会員になり、JARLのQSLビューローというQSL転送サービスを使うことになります。
JARL会費を払わないといけないし、デザインを考えるのが苦手な人には正直面倒な部分もあります。
ただ、このQSLカードを交換しないと相手の方に怒られたりすることも・・・
もともと私は九州でアマチュア無線を開局したのですが、当時はQSLカードを交換しないからといって怒られたことはありませんでした。
特に144MHz帯や430MHz帯の周波数帯では交換する習慣がありませんでした。
名古屋の方に来てから電波を出したら、”QSLカードを出さないなら電波出さないでね!”と1回だけ言われたことあります。
最近ネットで調べたら同じようにQSLカードの交換について言われた人が怒ってYouTubeに会話を公開していました。
こういうことは割とあることなのか…と思ってしまいますが、私もその一回限りで無線を聞いていてもそんなこと言う方はいませんけどね・・・
遭遇したのは30年前の話ですが、それが原因で興味が薄れ廃局してしまいました。
ただ最近ではオンラインでQSLカードを送付するというサービスもあるみたいなので、交換自体は昔に比べると楽かもしれません。
そして原因の2つ目、ルールの押付問題です。
私は上述の理由で辞めていたアマチュア無線を5年くらい前にまた再開したのですが、自分ルールの押付けがひどい方に遭遇し「アースも取らないでやってるんでしょ?」と謎の 上から目線で説教をしてくる方が見えました。
一生忘れませんよ某J××××××(笑)
今は30年前と違っていい大人なのでそれだけの理由では止めようと思いませんが、良い気分にはなりません。
そういう事をいちいち気にしていたらやっていられませんが、始めたばかりの人がいきなりこういう方に会ったら止めようとなると思います。
総務省のHPをみるとアマチュア無線局は毎月1,000局程度減少しており、1995年3月末には136万4,316局ピークだったのが2020年7月末で394,134局と約100万局も減っています。
もちろんこうした方ばかりではないですが、減少の理由として新しい人が入っていきづらい環境が根底にはあると思います。
一方最近はドローンが普及してきています。
ドローンレースに使用されるFPV対応ドローンで使用される周波数は5.8GHzです。
FPVとは、「First Person View」一人称視点の略称です。
レース中、FPVゴーグルなどを着用すると、ドローンに搭載されたカメラの映像をリアルタイムで見ることができます。
ドローンレースなどで使用されるものは第四級アマチュア無線技士や第三級陸上特殊無線技士の免許と無線局開局の申請が必要です。
『技適マーク』のついた200g未満の機体を飛行可能区域で飛ばす場合、申請や免許は必要ありません。
技適マークについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
しかし、200g以上の機体を扱う場合や飛行禁止区域(空港などの航空法などで規制されている場所)で飛ばす場合は許可申請が必要です。
これからこういう形でアマチュア無線局が増えていく可能性がありますね。
ただ趣味の王様とまで言われたアマチュア無線も明らかに高齢化の波を受け、開局数が激減している現状にはさみしいものがあります。
弊社ではアマチュア無線で使える無線機をはじめ、業務用無線まで各種メーカー各種ブランドを幅広く無線機を扱っています。
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