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コロナ禍の読み方 ~「災い」と「禍」の考え方~

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コロナ禍(か)の読み方から考える ~災い(わざわい)と禍(わざわい)の使われ方~

コロナ禍とは、2019年末から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による社会・経済的影響のことを指します。

この言葉が特に取り上げられるようになった当初は「禍」をなんと読むのかと言われ、鍋(なべ)や、渦(うず)などと読み方が混同されていましたが、正しくは禍(か)と読みます

悪い言葉ではありますが、新型コロナウイルスの流行に伴い、今ではすっかり定着した言葉です。

コロナ禍に使われている、「禍」という文字は「禍(わざわい)」とも読みますが、同じ読みの「災い」とは意味の上での使い分けがあります。

「災い(わざわい)」は、防ぎようのない天災、主に地震や台風、火山噴火などの発生を防ぐことが出来ない自然災害を指しています。

「禍(わざわい)」は、人々の努力や工夫によって防ぐことができた事象や被害、人災や災害に対しての備えが足りなかったから起こった被害はこちらにあてはまります。

とはいえ大体は災いという字で一括りで使われており、厳密に使い分けられているわけではないので、こういう違いがあるのだなと頭の片隅に覚えておけばいいと思います。

つまり「コロナ禍」とは、新型コロナウイルスによってもたされる大変な不幸や出来事を表しますが、天災ではなく、国や医療などの連携や個々人の協力や努力によって被害を減らしたり、防ぐ事ができるものだと解釈できます。

今回の新型コロナウイルスに由来する凶事に「禍」の字があてられているのは、「感染を広げない」というポイントが個々の行動にかかっているという点にあるからとも言われています

これからはコロナウイルスと共存し、生活をしなければならないので、第2波に備え一人一人が現状を正しく見て、正しい行動をとらなければならないのではないでしょうか。

また、既に熊本などで大きな被害を出した熊本豪雨が発生するなど今年も災害は待ってはくれません。新型コロナウイルスの流行により、避難所に避難ではなく(もちろん危険な場所にいる場合は速やかに避難する必要があります)、安全な場所に待機し、こうした自然災害、災いに備えることも今年は特に必要になってきます。

弊社では、会社や工場などで災害が起こった際に、呼びかけをする人も避難をしながら、場内の人に危険を知らせ、避難を呼びかけることのできる「事務所内無線放送システム」を販売しております。

当システムの開発は、過去の災害時に起きてしまったとある痛ましい事故がきっかけです。
それは、周りの人々に放送で避難を呼びかけていた方が逃げ遅れ、津波に巻き込まれて亡くなったというとても悲しい被害です。

この被害も原因自体は自然災害という災いですが、避難誘導の方が亡くなったのは、危険な場所に留まり、避難放送をする必要があったためです。危険な場所に留まる必要性がなければ防げた、上述にて説明したわざわいの使い分けに当てはめれば、まさに禍(わざわい)といえます。

自然災害自体を防ぐのは今の人間の力では出来ませんが、災害による被害を減らす、減災ということは人々の努力や工夫で出来ると思います。

コロナウィルスの流行により悪い部分ばかりピックアップされていますが、人々の努力によって被害を減らすことが出来る事象、禍(わざわい)や減災という考え方に対してもっと目を向けられる契機になればと思います。まさに、「禍(わざわい)を転じて福となす」といえるのではないでしょうか。

また、そのためのお手伝いとして「事業所内無線放送システム」(カタログのリンクに飛びます)がお役に立てれば何よりです。設置場所に応じたご提案をさせていただきます。

また、災害時の連絡手段として無線機も各種取り揃えております。

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