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エスティテレコン(STテレコン)は、双方向通信が可能なテレコンです。双方向通信をすることで、各種情報を手元で表示でき、安全性、作業性、保守性の向上に貢献します。
高い安全性が要求される作業環境や、複雑な操作が必要な装置を操作する場合において、無線操作による抜群の操作性と安全性を提供いたします。
重厚長大産業で使用されている大型の天井クレーン、大型ホイスト、ジブクレーンなどにとどまらず、建設用重機、搬送台車などのクレーン以外の安全に無線操作する必要がある機器や設備で多く使用されています。
操作スイッチの配置や、機能、リレー出力の安全インターロック回路など、お客様の要望に合わせ、都度個別に設計することにより、作業環境に合わせた柔軟なカスタマイズが可能となります。
各部がユニット構造になっているため、保守メンテナンスを行うことにより長期間ご使用できる様になっています。
「テレコン」はクレーンの無線コントローラー(クレーン無線操縦装置)です。 無線操作を行う「テレコン制御器」と、電波を受信しクレーンに対して操作信号を出力する「テレコン受信装置」から構成されます。クレーンには有線のペンダントでボタン操作するタイプや、クレーン機上の操作室からハンドルやボタン操作するものがあります。
これらのクレーンを無線にて地上より操作可能にすることを通称「クレーン無線化」と呼びます。 クレーン無線化により、無線遠隔操作することにより次のメリットがあります。
・作業者から吊荷等の対象物が見やすい状態で作業できます。また有線のペンダント式ではケーブルの届く範囲内での作業になりますが、無線ではケーブルの縛りがなく、危険地帯を回避してより安全な場所で作業可能になります。
・クレーンの運転にて、操縦する人に合図を送る合図マンが減らせます。2~3人で操作していたものが一人で作業可能になります。
・有線のペンダント式ではケーブルの届く範囲が限られており、ケーブルを気にしながら作業が必要となります。無線化した場合、ケーブルを気にすることなく作業できますので作業者の疲労軽減に貢献します。
・機上操作のクレーンの場合は、無線で地上から操縦できますのでクレーンを昇り降りして作業する必要がなくなります。
以上より、安全性や生産効率やが向上することで、「経営効率のup」にもつながります。
天井クレーン、橋形クレーン、アンローダ、ホイスト、ジブクレーン、リフティングマグネット付きクレーン、コイルリフター付きクレーン、ブルドーザ、トンネル掘削機、搬送台車、窓拭き用ゴンドラ、ボーディングブリッジ、ストラドルキャリア
品名 | |
KWC811C KWC821C |
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項目 | 内容 |
無線周波数 | 290.0000MHz~294.9750MHz |
チャンネル数 | 200チャンネル |
双方向機能 | 不可 |
送信出力 | 500μV/m以下 at3m |
受信方式 | ダブルスーパーヘテロダイン方式 |
通達距離※7 | 約60m(KC563B使用時) 約80m(KC561C使用時) ※7:通達距離は使用条件によって異なります。 |
受信アンテナ | KC563B(AMP付ホイップ) KC561C(平面) |
延長ケーブル | JB021ケーブル(N-P-5D-2V-BNC-P) |
RF-AMP | KC562C |
ダイバーシチ受信 | 標準でダイバーシチ設定 |
誤り訂正機能 | オプションで設定可能 |