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2024年1月1日能登半島で大規模な地震が発生しました。
被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。一日でも平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。
この先30年以内に南海トラフ地震が起きると言われています。国・市町村等の官公庁、病院・鉄道等の公共施設、そして各企業等がその対応策にむけて取り組んでいます。今回の地震の様にいつ災害が起きるか分からないのです。
地震発生時にどう対応するか、発生後どのような行動をとるか、震度7クラスの地震の対処法について改めて考えていきたいと思います。
朝の通勤時
公共交通機関を利用中、自家用車や自転車または徒歩での通勤通学時に大きな地震が発生。このような状況でどんな行動をとればいいのか、参考までにまとめました。
通勤手段 | 行動 |
徒歩・自転車 | 頭をカバン等で守る。(※頭に直接付けずに、落下物があたった場合でも衝撃を直接受けないようにする)
崩れる恐れのある建物や塀などから出来るだけ離れる。
可能であれば公園や平面駐車場など広い場所へ逃げ込み、揺れが収まるのを待つ。 |
車 | 車を停め車外の安全な場所へ避難し、揺れが収まるのを待つ。(状況により判断) |
バス | 安全な場所で停車、揺れが収まった後に運転手の指導に従う。 |
電車(地下鉄) | 緊急停止。案内に従い外に出る。
我さきと急がずに落ち着いて行動し誘導に従う。 |
では、揺れが収まり次の行動をどうするか?
家に帰るかor会社に向かうか‥その場所と状況で判断が必要です。恐らく通勤時間帯だと車での移動は不可になり移動は必然的に徒歩になるでしょう。
電車・バスは最寄りの駅に移動になるかもしれません、駅は一時的に避難場所になりますが、そこから自宅or会社へ或いは近郊の避難所へ向かうことになるかもしれません。
問題は歩いて行く方向です。(通信回線は一時的非常電源で回復しますが長時間対応ではいため家族と連絡が優先になるでしょう。
スマホの地図利用は出来ないと思っていた方がよいと思います。常日頃どのルートで通い、どんな情景か頭に入れておく必要になるかもしれません。又、通勤路の避難場所も確認しておいてもいいかもしれません。ただ情景は建物などが倒壊して変わる可能性は十分あり得ると思われます。
今回は朝の通勤時で想定内容ですが、これが夜の通勤時の場合だと街は停電となり行動することができないともっと最悪な状況になると思われます。
そして休日の場合、買い物や遠方へ出かけた場合などを想像してみてください。自分の家に帰ることができるかかどうか、たとえ家が無事でも帰ることができないかもしれません。そうなれば長期的な避難生活を送ることになると思われます。
また、家族と離れ離れの時の待ち合わせ場所を決めておく事も重要です。
勿論想定以上の被害になることも念頭にいれておきましょう。
ライフライン | 復旧までの流れ |
モバイル通信回線 | 停電になると当然シャットダウン。
その後発電設備により1日~2日程度通信できる予定、そして復旧は7日~30日程度。 |
水道 | 水道管が破損すれば水は出ない。
→給水車が給水塔から水を運搬 ※水道官が復旧するまでの一時的な対応で復旧には時間がかかる |
電気 | 発電設備を点検後問題無ければ運転が再開の予定 |
ガス | 都市ガスとプロパンガスと分類されおおもとの配管設備に異常がなければ順次供給されていく。
都市は最終自宅まで配管なので安全確認に時間がかかり、ボンベタイプのプロパンの方が早い傾向がある。しかしそれでも約1か月程必要 |
※ここに記載したのはあくまでも各企業のBCPの概要なので確実ではありません
ある程度の復旧に最低役1か月はかかると思われます。又、復旧にはそれに携わる人たちが無事であることが前提です。
各個人の、心の準備、災害の備えをしっかりしてその時に対応して大きな災害をのりこえ、無事に生きていくことが一番重要と私個人は思います。(官庁や各企業の災害対応の詳細も調べて見て見るとより安全です)
※災害時に対応する為に事前に地図をダウンロードすると便利です。そこに会社と自宅を記載しておけばルート検索できます。
改めまして、被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。
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