松栄ブログ

電波の届かないところでも使える新しいインターネット回線

最近ニュースなどで「スターリンク」というのをよく見かけるので調べてみることにしました。

「スターリンク」とはテスラやX（旧Twitter）で有名なイーロン・マスク氏が運営するSpaceXという会社の衛星回線サービスの名前です。

「スターリンク」は衛星を使用しインターネット接続できるというものになります。打ち上げられた人工衛星から電波を飛ばし専用のアンテナを購入、契約し受信すればインターネットが使えるという仕組みになっています。

衛星回線　スターリンク　通信衛星すでに4,800個以上の衛星が打ち上げられており日本でも2022年10月より利用できるようになっています。将来的には12,000個を打ち上げ、世界中で使えるようになるそうです。

衛星からの電波を使用するため従来の回線のような光ケーブルを自宅までつないだり、近くの基地局から電波を拾ったりする必要がない為、アンテナと電源があればインターネットを使えます。

災害時では、地上の通信が寸断したり、破壊された場合でも、低軌道の衛星ネットワークを通じてインターネット接続を提供することができます。これにより、災害発生地域において、救援活動やコミュニケーションに支障をきたすことがありません。

また、地域の通信基盤を補完し、被災者や救援チームに迅速で安定した通信手段を提供することができます。その柔軟性と高い機動性は、災害対応の際に役に立つと思います。

アンテナを持ち運べば外出先でも、光回線の提供エリア外である山奥や海上、基地局が近くにない県外の場所でも使うことができます。

臨機応変な対応も可能にする回線です。

KDDIでは2024年にスマホを直接つなぎメッセージをスターリンクで送れるサービスを予定しているそうです。

また、コストコではアンテナやルータの購入と契約もできるそうです。

高機能な上、簡単に設置することができるスターリンクのアンテナはとても便利だと思います。

当社では、アンテナを使用した通信工事も行っております。

工事のご相談につきましてはお客様のご要望にあわせて提案させていただきます。何かございましたらお気軽にお問い合わせください。