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無線機の種類

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各種無線機の特徴について

弊社ではデジタル簡易無線機を始めとした、各種無線機を取り扱っております。

無線機と一口に言っても免許が必要なものから登録状が必要になるもの、

通信距離が100メートルほどの物もあれば全国で通信可能といった無線機もございます。

そんな無線機の中からいくつかご紹介させて頂ければと思います。

 

①IP無線機

IP無線機とは音声をパケットデータに変換し、

携帯電話のデータ回線を使用して送受信を行う無線機です。

IP無線機の特徴は

・免許がいらない

・携帯電話が繋がる場所であれば、全国で通信が可能(契約するキャリアによって範囲は変わります。)

・毎月通信料が発生する

・山奥やトンネルなど携帯電話が通じないような場所では通信できない

 

②特小電力無線機

送信出力が10mW以下の無線機を指します。特小電力無線機は略して「特小」と呼ばれたりもします。

特小電力無線機の特徴は

・免許がいらない

・低価格帯のものが多く安価で入手可能

・送信出力が小さいので消費電量を抑えられ長時間使用できる

通信距離が短い(100m~300m)

・送信出力が小さいため遮蔽物の影響を受けやすい

 

③デジタル簡易無線(免許局)

デジタル簡易無線機には基本的な性能は同じですが「登録局」と「免許局」の2種類があります。

デジタル簡易無線(免許局)の特徴は

・免許状が必要

・免許状に登録された法人に所属する者のみ使用が可能

・チャンネル数が豊富なため登録局と比較した際に混信の心配が少ない

・電波使用料がかかる

業務用のみの使用しか認められていないため、レジャーや個人での使用ができない

 

④デジタル簡易無線(登録局)

登録局は使用が業務用に限定されていないため、自主防災組織などで導入される例もあります。

通信距離もある程度ある為、災害時の通信手段としても使うことが可能です。

デジタル簡易無線(登録局)の特徴は

・免許状は必要ないが、登録状が必要になる

・レンタルすることが可能で業務用以外にもレジャーでの使用も可能

・電波利用料がかかる

キャリアセンス機能※がついている

※同じチャンネルで他の無線機が通信を行っている間は電波を発射できない状態にすることで、

 混信を回避する機能。

 

 

デジタル簡易無線機の免許局と登録局の違いは一度記事にしているので、

詳しくはそちらもご覧いただければと思います。

記事「デジタル簡易無線機【免許局・登録局】の違いとは

 

以上、4種類の無線機をご紹介させていただきました。

もちろんこの4種類以外にも多種多様な無線機がございます。

無線機を使用して作業を効率化したいけど何を選べばいいか分からないといった場合には、

お客様のそれぞれのお悩みや、ご要望に合わせて選定、ご提案をさせていただきます。

その他、通信できる範囲は使用環境によって変わってきます。

より安心してご利用いただくために、事前にデモ機の使用をお勧めしております。

その際もご相談いただければデモ機の手配等もさせていただきます。

また、免許状や登録状などの書類作成から申請の代行も行っています。

何かございましたら、すぐにお問合せ頂ければと思います。

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