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前回はMOTORORA社の WAVE PTX 無線機TLK 無線機シリーズ 「TLK100(子機)」と「TLK150(車載器)」の概要をご紹介させていただきました。
今回はTLK100とTLK150を実際に使用して市街地で様々な検証を行ってきました。
検証した結果をご紹介します。前回の記事をまだご覧になっていない方はこちらをどうぞ!
TLKシリーズの特徴の一つであるクリアな音質を検証するために駅のホームと車通りの多い道路で検証を行いました。
駅のホームでは、電車が通過しているときに通話してみました。電車が通過している際はかなりの騒音でしたが問題なく聞き取ることができました。また車通りの多い道路でもクリアに聞き取ることができ、問題なく通話が行えました。
私は普段iPhoneの電話アプリとLINE電話をよく使用しますが、音質をTLK100と比較してみるとTLK100のほうが聞こえやすく感じました。
この結果から、騒音が気になる交通警備の際や建設現場などでも使用できると思いました。
IP無線機は携帯電話のデータ回線を利用しているので電波が届かない場所では通信できません。それを検証するために電波が届きづらい地下鉄のホームで実際に試してみました。
結果は電波が届きづらい場所では音が途切れ途切れでうまく通話ができませんでした。これに関しては携帯電話と同じですね。
携帯電話が通じない様な場所では、他の無線機の方が適していますね。
また、人が密集している場所や山奥でも通信できない場合があるのでエリア状況を事前に確認しておくことが大切ですね。
災害時には、携帯電話では音声通話の規制がかかり安定した通信が望めないことがありますがIP無線はパケット通信を利用して通話を行うため、災害時でも安定した通信が期待できます。BCP対策としてIP無線機を導入している企業もあるようです。
TLK150を車内で使って検証を行いました。もう一方は社内で使用しました。
車の走行中は思っているより騒音がしますが、クリアに聞こえました。コンパクトな本体なので車内に置いても運転の邪魔にならず、また多彩なハンズフリーアクセサリーで安全を守ることができるので安全に運転することができますね。運転中での携帯電話、スマートフォンの仕様は法律で禁止されています。ですが、車載機を取り付ければなんの操作をせずとも通信を受信することができます。バス、タクシー、トラックなどの長距離運転で通信が必要な場合では最適ですね。
また、車載機は事務所などにスタンドマイクと一緒に設置すれば基地局替わりとしても使用することができます。
様々な使い方ができそうですね!今回はTLK100とTLK150を市街地で使って様々な検証を行いました。二つとも非常に使いやすく、携帯電話と置きかえることで生産性を高められそうだと感じました。
次回は、IP無線機の一番の特徴である遠距離通話に関する検証を行いたいと思います!
次回の検証結果を見る前に実際に聞こえ方や持った感じを知りたいというお客様には、
弊社でデモ機の手配させて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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