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2021年7月3日 熱海伊豆山地区での土石流発生時の災害支援

松栄ブログ 防災・減災

災害現場監視用カメラの設置

2021年7月3日に熱海で大規模な土石流が発生しました。

ニュースやネットで目にした動画では土石流によって、壊される建物や押し寄せる土砂がまざまざと映っており、現実感がありませんでした。それから翌日4日には弊社に災害支援の要請があり、私は第一陣として熱海へ向かうこととなりました。

 

実際に現場を見たのは5日のことでしたが、凄惨な現場が目の前に広がっていました。流れ出た土砂によって、辺り一面は泥だらけになっており、屋根より下がすべて土砂に埋まっている家屋、傾いた電柱、ほとんど埋まってしまっている車両、茶色く濁った海。そんな現場で自衛隊の方や警察、消防の方々が、泥だらけになりながら懸命に行方不明者の捜索を行っていました。弊社は国土交通省から要請を受け、各所に定点監視用のカメラを設置しました。24年間生きてきて、災害らしい災害に遭ったことが無い自分にとって今回の現場は、災害について改めて考える機会となりました。

今回の災害支援時の作業内容は、こちらにも記載していますが、災害現場での監視用カメラの設置業務を支援させていただきました。

もし土石流が発生したら

ニュースやネットで見た動画の通り、土石流が発生してから避難することは大変難しいように思われます。時速20~40km/hで迫ってくる土砂に対して自分たちは、どのように対処するべきでしょうか。
もし土石流が発生し土砂から逃げる場合には、流れから直角に逃げると良いそうです。流れに沿って逃げてしまうと追いつかれてしまうため、できるだけ直角にそしてなるべく高い場所に逃げるようにしましょう。屋内にいる場合は2階以上に避難をするようにしましょう。一番は、土石流が発生してしまう前に警報や注意報をよく確認し、早めに避難をすることです。日ごろから情報を収集し、自分の住んでいる地域ではどんな災害が予想されるかハザードマップなどを確認しておくことも大事だと思いました。
この災害支援を経験し、改めて防災・減災について考えてみようと思いました。

 

最後になりますが、被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

弊社では災害時の一時的なカメラの設置だけではなく、各種監視カメラの設置及び提案を行っています。

国土交通省に限らず一般企業や各種団体や自事態組織等等へのご提案や設置作業も多数実績がございますので、監視カメラにとどまらず、コミュニケーションツールとしてお使いいただいている実績もございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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