松栄ブログ 松栄ブログ

自動車の進歩 スイッチ式に変化 新しい機能とカメラの義務化 

松栄ブログ

自動車の安全技術の進歩

 

今年の6月に国土交通省は、車が後退する際に歩行者らが巻き込まれる事故を防ぐため、バックカメラやセンサー、ミラーといった「後退時車両直後確認装置」の装備を新型車などに順次義務づけると発表しました。カメラは、車体の後方0.3m~3.5mまでの範囲が確認できるもの、センサーは、0.2m~1mまでの範囲を感知できるものとされています。義務化の対象は、2022年5月以降の新型車に適用し、すでにあるモデルの新車についても、2024年5月以降に生産されるものから適用になるようです。

近年では、衝突被害軽減ブレーキやオートライトなど安全に貢献する、さまざまな装備の義務化がすでに発表されています。これからも義務化するものが増えていきそうですね。

 

私は車を所有しておらず、運転は送迎を頼まれた時など、たまに親の車を使う程度です。その親が今年の3月に12年半乗った車を買い替えました。購入した新車は、国産メーカーの小型の大衆車ですが、バックカメラ、オートライト、衝突被害軽減ブレーキは標準で付いていました。その他、新車には前の車にはなかった機能が付いていたり、変更がありました。車に疎い私の個人的な感想ですが、新車に乗ってみて気になったことをご紹介します。

 

・エンジンがスイッチ式

最近の車はスイッチでエンジンをかけることは知っていました。個人的には鍵を差し込んで回すほうが好きです。ポチッと押すだけだと家電っぽく感じてしまいます。

 

・ハンドブレーキ(サイドブレーキ)もスイッチ

AT車ではハンドブレーキが足踏み式に変わっていることは知っていたので、新車は足踏み式かなと思っていたら、パーキングブレーキスイッチというものに変わっていました。ハンドブレーキがなくなるのは車内が広くなるのでいいなと思っていたのですが、私は信号待ちのときなどハンドブレーキに左手を置く癖があったので、最初のころ無意識にハンドブレーキの位置に手を持っていったら空振りして、君はもういないんだったなと寂しくなりました。今はないことに慣れ、シフトレバーに置いています。シフトレバーもスイッチ化してきているようなので、シフトレバーもない車を運転するときの私の左手置き場はあるのか気になります。

 

・バックカメラが付いた

便利です。バックで駐車するときにとても助かります。今までは後方の見にくい場所は、窓やドアを開けて確認していたこともありましたが、バックカメラのおかげで車内のモニター画面で確認できます。モニターに映る後方ばかりに気を取られ、ミラーや車体の前方を擦らないように気を付けようと思います。カメラに頼るだけでなく、目視でもしっかり確認しながら駐車したいと思います。

 

・ドライブレコーダーが付いた

前後に付いていて、あおり運転にあった場合に心強いです。また、自分の過失も映像に残るので、安全運転の意識が向上してよいと思います。私は運転が上手くないので、運転するときは慎重に慎重にと思って乗りますが、それでもしばらく運転していると黄色信号で止まるときの判断が甘くなっていることに気づきます。ドライブレコーダーに記録されていると思えば交通ルール守る意識がより高まるのではないかと思います。

 

その他にも、駐車のときなどにセンサーが障害物を検知し知らせてくれる、ウインカーを出さずに車線からはみ出すとハンドルが振動して注意を促してくれるなど、いろいろな機能が付いているので驚きました。取扱説明書を見ると、まだ使っていない機能もたくさんあります。衝突軽減ブレーキ、踏み間違い衝突軽減システム、歩行者事故低減ステアリングなどはまだシステムが作動したことはないのですが、付いていると思うだけで少し安心してしまいます。作動させなくてすむように細心の注意を払って乗っていきたいです。

このように、さまざまな機能が搭載されている新車ですが、それらに頼るだけでなく、目視での確認、周りの音を聞くなど自分の感覚も使って危険を察知し、無理をしないで慎重に運転をしていきたいと思います。

 

近年、交通事故死者数は減少傾向です。自動車の安全性能が向上したこともその理由のひとつです。今後さらに性能が上がり、交通事故がなくなっていくことを願います。個人的には完全自動運転の車が登場して、早く普及しないかなと思っています。今の新車を乗り換えるころ、自動車はどこまで進歩しているか楽しみです。

 

弊社では安全意識向上のため、全社員参加の安全衛生集会を年2回開催しています。ヒヤリ・ハット報告書や安全衛生スローガンの提出も毎年行っています。これからも無事故・無災害を続けていくため引き続き安全第一に仕事していきます。

関連記事

最新の記事