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地震予知はできるのか?地震に備えるために

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地震予知はできるのか?地震に備えるために

地震発生の確率とは?なぜピンポイントで予測できないのか?

最近は一時期に比べると地震の情報は落ち着いてきた気がしますが、東北地方で大きな地震があったり、トカラ列島での頻発した地震などがありましたね。
また最近では大雨が続き、静岡県熱海市や島根県や鳥取県や九州などに大きな被害が出ています。

新型コロナ関連のニュースが相変わらず多いですが、災害に関するニュースも増えている気がします。

もうそろそろ起こるかもしれないと言われ続けている南海トラフ地震東海地震ですが、気象庁のホームページを見ると南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生していて、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年))の発生から70年以上経っていますし、東海地震では1854年の安政東海地震の発生から現在まで160年以上、大規模地震が発生していませんので「東海地震はいつ発生してもおかしくない」と考えられています。

これらの地震を予知できれば被害はかなり少なくすることができると思います。

地震予知は、長期、中期、短期・直前予知と分類されていて、このうち、長期、中期の予知は、数十年、あるいは数百年~数千年の間に、どこで、何%の確率で地震が起きるのかを予知するものとしてある程度は予知できるとされています。

短期・直前予知とは、数日から1ヶ月ぐらいの間での地震の発生を予知するものと考えられていてかなり難しいとされています。

東海地震は日本で唯一予知できる可能性のある地震と考えられていますが、さすがに、数日中に発生するおそれがあるというレベルで、「○月○日○時」といった日時を特定した予知はできないみたいです。

また、緊急地震速報は地震予知ではないと考えていますが、それでも地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定し、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、強い揺れ(震度4以上)が予測された地域に、素早く知らせる情報はありがたいと思います。でも、スマホにあの音が鳴るとちょっとびっくりしますが。

日本はいつどこでも巨大地震が起きてもおかしくない状況です。

緊急避難場所を事前に確認し、家屋、家具の耐震対策を行い、非常用品や非常食を備蓄し、出来ることをやって巨大地震に備えましょう。

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