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過去の災害から学ぶ、新しい地図記号「自然災害伝承碑」

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新しい地図記号「自然災害伝承碑」とは?

 

国土地理院が令和元年に新しい地図記号の「自然災害伝承碑」を導入したのをご存じでしょうか?新しい地図記号ができたのは、2006年の「風車」と「老人ホーム」以来13年ぶりです。

国土地理院のサイトの「自然災害伝承碑」のページには、

「自然災害伝承碑」は、過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントをあらわします。

地図記号は、記念碑の記号に碑文を表す縦線を加えた形としています。

従来の記念碑記号より若干大きいサイズ(縦・横・線幅→約1.5倍)としています。

と書かれています。

 

この新しい地図記号導入のきっかけは、2018年7月の西日本豪雨で過去の災害を伝える石碑があったのに、その内容を知らなかった住民が多く、教訓が生かされなかった被災地があったからです。国土地理院は全国の自然災害伝承碑の場所や内容を自治体と連携して集めて地図で公開することで地域防災に役立て、被害の軽減を目指しています。

 

webサイトの地理院地図で自然災害伝承碑がどこにあるのか実際に探してみました。

地理院地図「自然災害伝承碑」表示地図リンク

弊社は愛知県名古屋市西区にありますので、そのあたりを調べてみると、西区あし原町に「東海豪雨水害之碑」がありました。地図上のアイコンをクリックすれば、災害名、災害種別、伝承内容などの碑の概要も分かります。

 

東海豪雨は、2000年9月11日~12日を中心に名古屋市およびその周辺で起こった豪雨災害で、東海集中豪雨とも言います。都市水害の恐怖を実感させる大きな被害で話題になりました。
弊社も災害支援で出動したそうです。

2020年は東海豪雨からちょうど20年で、昨年は新聞などで特集が組まれているのを見かけました。その特集でハザードマップが普及するきっかけも東海豪雨だったと知りました。

当時私は東海地方に住んでいませんでしたが、堤防が決壊し、よく知っている地域があたり一面水浸しになった上空からの映像を今でも覚えています。また、当時この地方の公務員だった父親も警戒態勢が数日続いて家には帰れず、コンビニで下着を購入したと言っていました。

 

自然災害伝承碑に話を戻しますと、愛知県の尾張地方には伊勢湾台風の碑が多くあり、それだけ被害が大きかったことが分かります。三河地方には三河地震の碑があります。

自分の住んでいる地域の特性を知り、どんな災害が起こりやすいか調べるのは災害対策の第一歩となります。ハザードマップや避難所を確認しておきましょう。

また、想像力を働かせ、突然大きな地震がきたら、集中豪雨で床上まで水がきたらどうするかといったこともあらかじめ考えて災害に備えましょう。特にコロナ禍の今は避難所も密を避ける必要があり、創意工夫することが求められます。

 

弊社は東日本大震災で建物にとどまり避難誘導放送をしていた人が津波で亡くなるという悲しい出来事から、二度とこのようなことが起きないようにと、移動しながらでも放送ができる「事業所内無線放送システム」を開発しました。

これからも過去の災害から学び、今後起こる災害の被害を減らすため、新たな商品開発に努めてまいります。

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