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コロナとデマにご用心確かな情報の見極め

防災・減災

コロナとデマにご用心確かな情報の見極め

入社してから早くも1年が過ぎました。右も左もわからなかった4月に比べるとようやく社会人として一歩踏み出せたかなと感じる今日この頃です。

 

ところで世間では新型コロナウィルスがまだまだ猛威を振るっています。ドラッグストアではマスクは入手困難な状況が依然続いています。自分の家にはまだ在庫がありますが、家族のほとんどが花粉症なのでこのままマスク不足が続くとかなり辛い春を過ごすことになりそうです・・・。

 

またネット上では「マスクだけではなくトイレットペーパーも売り切れる」といったデマの情報が出回り、実際に店舗からトイレットペーパーが売り切れるといった事態も起きています。
一時に比べればだいぶ供給が追い付いていますが、それでも買い物に行ったときにトイレットペーパーの棚ががら空きになっているのをいまだに見かけます。

この騒動で興味深かったことが、

「トイレットペーパーが売り切れる」という情報を信じてしまった人がトイレットペーパーを買い込む。

実際にトイレットペーパーが店舗から減ることで、情報がデマだと理解している人の中からも買い込みに走る人が出てくる。

さらに深刻な売り切れ状態になる。

といった負のサイクルが起きていることです。といってもトイレットペーパーを製造している日本国内の39社が「直ちに在庫がなくなることはない」と発表しているように、焦って買いだめに走らなくとも普段通り入荷されるので情報に踊らされることなく本当に必要な人に届くよう思いやりを持った行動を心がけましょう。

 

もう一つ今回のコロナウィルスで興味深い点があります。
なんと今年はインフルエンザの感染者数が例年に比べてとても少ないそうです。愛知県でも3月19日にインフルエンザ警報の解除が発表されました。
これは新型コロナウィルスへの危機感の高まりから手洗いうがいを積極的に行った結果なのではとささやかれています。
実際丁寧な手洗いは感染リスクを大幅に下げるそうです。身近なところから感染予防はできるということですね。

 

弊社では創立50周年を記念し第二創業に「防災・減災」をテーマに掲げています。
小さな防災意識の芽生えがいざというときに大きな助けになるかもしれません。
備蓄品の見直しや避難経路の確認など、ふとした時にやってみてはいかがでしょうか。

また、今回の新型コロナウイルスの流行も災害といえるでしょう。もう少し落ち着いてからの必要があるとは思いますが、今回の新型コロナの流行は感染症への備えを見直す良い機会であると思うしかないでしょう。
2009年新型インフルエンザが流行したときに対策したというところも多かったと思いますが、それから10年以上経過し、その時に備蓄したものが今役に立っているというところもあるのではないでしょうか。いざというときの備えはいつかの役に立つのだと思います。

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